My Beauty Method

Riko Fukumoto vol.2

ピュアな表情で見つめる、ポジティブな未来

数多くの人気女優を輩出してきた「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを受賞したのが2016年。その後ドラマや映画など数々の作品に出演し、幅広く活躍中の福本莉子さん。端正なルックスとは裏腹に、取材中はざっくばらんに話す気さくな一面を見せ、周囲をなごませてくれた。瑞々しい魅力あふれる21歳だが、私生活では自分磨きに人一倍励む努力家。一途に高みを目指すことで、ネガティブだったマインドを少しずつ自信に変えてきたという。
厳しい世界に身を置く中で彼女が大切にしているものとは。注目の若手女優の新たな魅力に迫る。

素肌の美しさを引き立たせるピンクメイク

幸福感漂うピンクメイクをまとった福本さん。可憐な白の装いも相まって、柔らかくフェミニンなムードが漂う。目元のアイカラーにはヌードローズの色味を際立たせ、リップは落ち着いたトーンのピンクをセレクトし、上品な立体感を演出。ほんのり色づくルースセッティングパウダーが自然な血色を与え、シルクのようにきめ細やかな肌へと導く。その表情は儚げなのにどこか意志の強さを秘めていて、唯一無二の存在感を放っている。
「ピンクの発色がはっきりと出ているのに全体的にナチュラルにまとまっていて、自分にとっては発見のあるメイクでした。最後にパウダーを顔全体になじませると、いつもよりトーンアップした印象に。ツヤ感もきれいだし、何より素肌のように仕上がるのがいいですね。今日みたいな遊び心のあるカラーメイクは普段でも楽しめそうなので、挑戦してみたいと思いました」

与えられた役が愛されるように演じたい

女優として目覚ましい活躍を見せる福本さんは、幼い頃から芸能界に興味を抱いていた。「小中学時代はテレビっ子で、家に帰ったらテレビばかり観ている子でした。ドラマもたくさん観ていたので、お芝居って楽しそうだなとその頃から思っていました。高校生になってから自分自身が変わりたいと思い始めた時に、幼馴染がオーディション受けてみなよって言ってくれたんです」
デビューから4年。着実に女優としての道を進んでいる彼女が、役作りで心がけていることは何なのだろうか。「お芝居をする上で大切にしているのは、いただいた役が愛されるように演じること。原作のある作品なら原作を読み込んで、キャラクターの魅力を引き立たせることを一番に考えます。『思い、思われ、ふり、ふられ』の撮影現場には毎回原作を持って行き、撮影直前に読んだりしていました。でも原作を完全再現するわけではないので、実際に演じてみてもっとこういうセリフの方が言いやすいなと思ったら、監督に臆せず意見することも。お芝居では共演する方との掛け合いの中でしか生み出せないものをしっかりと表現したいし、それこそがこの仕事の醍醐味だと思います」

辛い時に心の支えになった言葉を胸に刻んで

「東宝シンデレラ」でグランプリを獲得して以来、トントン拍子で進んできたと思いきや、これまで何度も壁にぶち当たってきたと福本さんは明かす。「オーディションに落ちまくっていた時期もありましたよ。学校を早退して東京まで日帰りで受けに行って、帰る頃には不合格の通知がくるっていう繰り返しで。ずっと暗いトンネルの中にいるようでした(笑)」苦しい時期を振り返って朗らかに話す今の彼女から、ネガティブなオーラは一切感じられない。「学校がクリスチャンだったので毎日聖書に触れる時間があって、そこで出会ったのが『天の下の出来事には、すべて定められた時がある』という一節。この言葉を知ってからは、オーディションに落ちてもご縁がなかったんだなって前向きに捉えられるようになりました。あと父がよく『人間万事塞翁が馬』って言ってくれて。辛くても後々それが幸運につながることもあるという意味で、今でも心の支えにしている言葉です」

常に自分らしく、美しく生きていきたい

女優としてのキャリアを積み重ねていく中で、自身の成長を着実に実感しているという福本さん。「昔よりだいぶ強くなりましたね。1人でどこへでも行けるようになったし(笑)。新しい役を演じるのは不安だけど、少しずつ経験値が上がってきて、前よりも自信が持てるようになりました。それに撮影が始まればやるしかないっていうマインドに自然と切り替わるし、現場はやっぱりワクワクします」
憧れの人について尋ねると、「素敵だなって思う人はたくさんいるけど、結局のところ自分は自分だよなって思うんです」と芯のある答えが返ってきた。そして最後にはこう締めくくってくれた。「今習っている茶道に通じる部分もあるんですけど、丁寧に暮らすことが私の理想。自分らしく幸せに、美しく生きていけたらいいなと思っています」自分に正直で、努力を怠らない福本さんらしい言葉だ。彼女のまっすぐ澄んだ眼差しの先には、きっと明るい未来が見えているのだろう。

  • 1.TRANSLUCENT LOOSE SETTING POWDER TONE-UP ROSE
    トランスルーセント ルース セッティング パウダー トーンアップ ローズ
    5,280円(税込)

  • 2.CAVIAR STICK EYE COLOR 40
    キャビアスティック アイカラー 40
    3,520円(税込)

  • 3.ROUGE ESSENTIEL SILKY CRÈME LIPSTICK 09
    ルージュ エッセンシャル シルキー クリーム リップスティック 09
    4,180円(税込)

  • 4.BLUSH COLOR INFUSION 14
    ブラッシュ カラー インフュージョン 14
    3,850円(税込)

福本莉子

2000年生まれ。大阪府出身。15歳の時に「第8回東宝シンデレラオーディション」でグランプリを受賞。2018年に映画『のみとり侍』で女優デビュー。同年にミュージカル『魔女の宅急便』で初舞台にして初主演を務める。その後も映画『思い、思われ、ふり、ふられ』、『しあわせのマスカット』、ドラマ『消えた初恋』など数々の話題作に出演。21歳の誕生日には、20歳を締めくくる一冊として写真集『Grace』を発売した。2022年2月には、主演映画『君が落とした青空』が公開される。

    STAFF

  • model by Riko Fukumoto
  • photography by Nobuko Baba at SIGNO
  • styling by Ayumi Hamamoto
  • hair by Keiko Tada at mod’s hair
  • make up by Kie Kiyohara at beauty direction
  • text by Eimi Hayashi
  • direction & edit by Lula Japan Limited.

    CREDIT

  • dress and earring by STYLISTʼS OWN

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