
Make up Tutorial
秋リップを上手につけこなすメイクバランス
秋の気配をちょっぴり感じたら、メイクもスモーキーな色に挑戦したくなる。
今回はUDAさんが、秋色リップを取り入れたときのメイクバランスをレクチャー。
リップを引き立たせた“引き算メイク”で、抜け感のある表情を完成させて。
秋のスモーキーなカラーは女性らしくて素敵だけど、コンサバ顔になりすぎてしっくりこない……。そんな悩みに直面したときこそ、実はメイクの腕が上がるチャンス。「今回のメインはリップです。唇の色に深みを加えていったような、絶妙なベリーカラーの口元。これを主役と考えると、肌づくりも秋を意識したセミマットの質感がいいなと思いました。ただし、肌のカバー力が強いと全体のメイク感が出すぎてしまい、秋色のリップを上手くつけこなせなくなってしまうという懸念が。それを回避するため、ベースメイクは厚塗りな印象にならないよう、スポンジで密着させたり、ブラシで余分な粉をはらったり、各ステップを慎重に進めています。肌が仕上がったら、目元はあくまでライトに。主役となるリップは、輪郭を気持ちふっくら描き、女性らしく。チークはあえて最後にすることで、表情全体をまとめるバランサーの役割を果たしています」(UDAさん)。新たな色を取り入れるときは、メイクの順番など毎日のルーティンメイクを見直し、全体のバランスを考えるべき。そうすることで、テクニックのバリエーションも豊富になり、メイクスキルもどんどん進歩していく。




0.Primer:肌全体になじませる
ピュア キャンバス プライマー ハイドレーティングをパール2粒分程度とり、指の腹を使って顔全体に。このとき、顔の中央から輪郭に向かって引き上げるようにマッサージしながらなじませると、血行もアップ。最後に手のひらで包み込むようにプレスし、密着度を高める。
1.Foundation:全体をブラシでしっかりめに
まずは、フローレス ルミエール ラディアンス パーフェクティング ファンデーション 04をブラシに取り、頬の中央、目の下、鼻筋、額の中心になじませる。次に、何もつけていないスポンジを使って、やさしくトントンとファンデーションを叩き込む。最後にスポンジに移ったファンデーションで、顎先や口周り、輪郭をライトに仕上げる。
2. Concealer:気になるところをカバー
シークレットカモフラージュ SC-3をブラシに取り、目の周りのくすみや影が気になる部分にやさしくタッチしながら、コンシーラーをなじませる。
3. Powder:抑えるようにやさしく
トランスルーセント ルース セッティング パウダー グロウを付属のパフになじませ、目の周りのOゾーンや、テカリやすいTゾーンを抑える。さらにブラシを使って、余分な粉をはらう。
4.Eyemake:まぶたのトーンをあげる
サテンアイカラー 01をブラシに取り、アイホール全体になじませる。まぶたのくすみをパールで飛ばし、ほのかにトーンアップさせる。
5.Eyebrows:細めに毛流れを作る
コームを使って眉頭は上向きに、眉尻は毛流れがまとまるように丁寧にとかす。ポマード アンド パウダー ブロウ デュオ 02をブラシに取り、やさしいタッチで色をのせる。さらにアイブロウペンシル 01で、眉の骨格をわずかに強める。
6.Lip:口もとには深みをプラス
ルージュ エッセンシャル シルキー クリーム リップスティック 06をリップブラシに取り、唇の中央からふっくらと輪郭を描き、丁寧に仕上げる。
7.Cheek:肌なじみのいい色でバランスをとる
仕上げにブラッシュ カラー インフュージョン 06をブラシに取り、頬骨の高い部分にふわりとのせる。ブラシに残った色を、鼻先や顎先にほんのりなじませたら完成。
使用アイテム

-
ROUGE ESSENTIEL SILKY CRÈME LIPSTICK 06
ルージュ エッセンシャル シルキー クリーム リップスティック06
4,730円(税込) -
BLUSH COLOUR INFUSION 06
ブラッシュ カラー インフュージョン 06
4,180円(税込)
- make up by UDA at mekashi project
- photography by Yuki Kumagai
- styling by Tomoko Kojima
- hair by Kurushima at Y’s C
- model by Serena Motola
- text by Sachico Maeno
- direction & edit by Lula Japan Limited.
STAFF
- jacket and trousers by SEYA (VERMEIL PAR IENA AOYAMA 03-6419-9086)
- bustier by FETICO (VASE DESIGN STUDIO 050-3701-7678)
- gloves and tights by STYLIST'S OWN
CREDIT